ジムに行ってきます!(スイミング編)

ジムに行く動機は人それぞれですが、もし今よりもっと上手に泳げたらいいなと思ってジムに通う人は、是非この体験記を参考にしてください。
最近ジムに通い始めました。
大きな目的は健康増進ですが、一つは、水泳を上達したいというのがあります。
カナヅチではないのですが、泳ぐと言うよりは、溺れてると言った方がいいレベルなので、目標は水面を滑るように泳げるようになる事です。
今回は、初心者が憧れる、クロールから考察していきます。
まずは、泳力を測る指針として、25mを何秒で泳げるかと言うのが基準となります。
私の場合、ジムに通った当初は45秒でした。殆ど溺れてますね、監視員が身構えるレベルです。
何が悪いのかは、一目瞭然です。
水面に対して身体が水平になっていないのと、息継ぎの度に顔が持ち上がり、水の抵抗が大幅にアップしていました。
という事で、一番最初にする事は、ケノビの練習です。(ストリームラインとも言うらしいです)
身体を真っ直ぐにするコツは、背中を反り返る状態よりも少し丸めた方が良いらしいですが、最初から細かい事を考えると先に進まないので、何度も練習して、先ずは身体に感覚を覚えさせた方が良いと思います。
次の難関は息継ぎです。
初心者が苦労するのは、いつ吐いて、いつ吸うのか、ではないでしょうか。
「鼻からゆっくり吐いて」や、「勢いよく吐いて」とか、「水中では息を止める」とか、どれを信じて良いのか、全く分かりません。
多分これは他の要素(息継ぎの回数や、泳ぐ速度)などの違いで異なるのでは無いかと思います。
全力で泳いで毎回息継ぎする場合には、恐らく水中で勢いよく吐かないと吸うタイミングが追いつかないのでしょうが、ゆっくりと泳ぐ場合や息継ぎの回数を減らした場合には、酸欠と身体の沈み込みが起きるでしょう。
で、オススメの息継ぎ方法は、片側の息継ぎです。
4ストロークに1回息継ぎする方法で、息を吐くタイミングは息継ぎの直前に一気に吐いて、顔を出してから息を吐き切ります。
水中では息を止めて肺の中に空気を貯めているため、ゆっくりと泳いでも身体の沈み込みがおさえられます。
顔を出した時の目線は、リカバリーの手を見るぐらいが丁度良いです。
そして、反対側の伸ばした腕(肩)の上になるだけ顔を近づけて、水面から離れないのが理想です。
この部分は賛否両論ですので、「つける気持ちで水面から顔を離さない」という感じでいいでしょう。(キャッチの時の伸ばした手の先は水面よりかなり下ですから)
※ 重要なコツ
1、息継ぎで、鼻に水が入るのを防ぐには?
息継ぎで鼻に水が入る主な原因は、顔を上げた時に鼻の周りに水がある為です。
これを防ぐ為には、顔を上げる直前に鼻から勢いよく息を吐く事です。
追記(何故か上達してくると無意識でも鼻に入りにくくなります、角度やタイミングは体で覚える方が良いかもしれません)
これによって、鼻の穴やその周りの水が吹き飛ばされて、鼻に水が入る事がなくなります。(その為にも水中で息を吐ききっては駄目です)
2、息継ぎで、息が苦しくなる原因は?
息が吐き切れていないのが原因です。
水中で息を止める→顔を出す直前に水中で息を吐き始める→顔だした瞬間に息を強く吐いて鼻のまわりの水を飛ばす→口から素早く息を吸う
この一連の動作をプールの端で良く練習しましょう。
3、前に進まない。
体が真っすぐ水平になっていないのが主な原因です。
蹴伸びで、まっすぐ抵抗なく最低5mぐらい進む練習をしましょう。
次に、順番が前後しましたが、クロールで1番重要なのは、ローリングです。
多くの初心者が間違うのが、身体を水面に平行にしたまま手をストロークしてしまう事です。
正しくは、リカバリー側の腕が上側で、身体がほぼ真横になるのが理想です。
この時、注意するのは、顔は常に真下を向くようにします、息継ぎの時以外は、顔や頭が動かないのが理想です。
最後に、バタ足についてです、ネーミングから誤解するのでするのが、バタバタと足を上下に動かすイメージがありますが、実は、腕のストロークと同期を取る必要があります。
バタ足には3種類あります。
ワンストロークに1回蹴るのがツービート
ワンストロークに2回蹴るのがフォービート
(正しくは片方3回でもう片方1回で足して4回です。)
ワンストロークに3回蹴るのがシックスビート
この3種類ですが、無秩序に蹴るとエイトビート以上になり、無駄に体力を使います。
私は、優雅に魚のように泳ぐのが目標ですので、2ビートを選択します。
追記 4ビートや6ビートでも基本は2ビートなので順番に全てを覚えた方がよいと思います。
一般的にシックスビートが一番速いとされていますが、一番効率が良くて優雅に見えるのはツービートだと思います。
いきなりツービートというのは、難しいので、最初のエクササイズとしては横向きの姿勢でのバランスの練習です。
練習1
先ず、右手を伸ばして、左手を気を付けの位置にして、身体を左向きにします。
この時、顔は下向きで右腕の上に合わせます。
この姿勢でケノビをする練習をしてみましょう。
これができれば、同じように今度は左手を伸ばして身体を右向きにして同様に練習します。
練習2
これがある程度できれば、次は足の動作を加えます。
手を伸ばした側の足、つまり水面から下側にある足を一回蹴る動作を加えます。
腹筋と体幹が鍛えられますので、ダイエットにも有効なエクササイズです。
これも左右同じように練習します。
この動作は基本1回づつ立ち上がりますが、慣れてくれば息が続く間繰り返しても良いでしょう。
練習3
これがある程度出来れば、次は腕のストローク動作を加えます。
伸ばした手と気を付けの手を同時に動かします。
それと同時に、伸ばしていた側の足を1回蹴ります
つまり、右手を伸ばした状態からですと、右手を掻くと同時に左手が水面に入水し、それと同時に右足がキックされます。
この時、必然的に体は右側にローリングして、左手が伸びて、右手が気を付けの位置になります。これの繰り返しですが、エクササイズとしてはこの動作で一旦ストップして立ち上がります。
身体にこの感覚を覚えさせてから連続した動作に移ると良いでしょう。
最初は、中々思うようにいかないので、筋力やバランス感覚や、脳がパターンを覚えるまで基本動作を繰り返しましょう。
今回はここまで、次回は息継ぎなどについての考察の予定です。
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